
つれづれなるままに
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なぜ専門家はネットに登場しないのか?〜はじめに
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インターネットが便利だ便利だと言われて随分月日が経ちました。世界中で毎日どんどんとウェブサイトが立ち上がっています。確かに有用なサイトはありますし、私もその恩恵にあずかっています。
しかし、インターネットが巨大な図書館だと言われても、肝心なコンテンツの充実が今ひとつという感じがします。そのひとつの要因に専門家がネットに出現してこないという問題があります。
自分の個人サイト運営の経験を踏まえて、その辺のことを考えてみたいと思います。題して「なぜ専門家はネットに登場しないのか?〜はじめに」。サイト運営に対して、悶々としたところを書いてみます。
社会学者である野村一夫先生はその著書「インフォアーツ論」(洋泉社,2003年)でその理由を次のように分析しています。(この本、インターネットを使っている人にはとっても面白いと思います。新書で値段も安いし(本体720円+税)。)
- お金にも業績にもならない文書を書き続けられるか
- ネットにかける時間がとれない
- 情報過多
- 専門家は実名で発言するが、ネットの現状を考えるとそれはとてもリスキーなこと。
- 専門家集団はネットを主要なメディアとして定義せず、公式の報告と印刷物を主要メディアとしてきており、ネットでの積極的な専門家集団における「逸脱」と見なされがち
とりあえず今回は問題提示をして終わります。それぞれについて自分の思うところをちょっとづつ書いていこうと思っています。次は、「なぜ専門家はネットに登場しないのか?〜その2」で、「お金にも業績にもならない文書を書き続けられるか」ということを考えたいと思います。

(2004/02/07;2004/02/14更新)
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制作・著作:
佐藤賛治(http://d-inf.org/iroiro/)