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つれづれなるままに

怒られるうちが花

 今までのことを振り返ると、諸先輩方には、随分と教えてもらいました。時として怒られながら。その中で、ある上司は、「怒られるうちが花だぞ」というようなことを言われました。怒られることは大事なことです。
 万年、同じような仕事をしていると、いつの間にかマンネリになってしまって、仕事に工夫が無くなります。いつも同じ過ちをしているかもしれません。そこでの、第三者の意見というのは本当に貴重なものです。
 本当にどうでもいい人には、誰も怒りません。あの人は何をいっても駄目だと思われたら、もう誰も何も言ってくれません。何か言おうとする人があっても、「ほっとけほっとけ」と制止されることでしょう。怒られるうちは、まだ見込みがあるということです。
 上に行けば行くほど、怒られることがなくなるというのはある社長の話。「最近は、わたしのことを怒ってくれる人がいなくなって、寂しいよ」と。なかなか社長を怒る人はいませんから。

怒ってるんだ

 あるネットで、薬剤師はなっとらんとお叱りを受けているのですが、これもいわば「怒られるうちが花」だと思っています。全然箸にも棒にもかからなければ、お叱りは受けないもの。期待されているからこそのお叱りだと受け止めています。
 「怒られる」と解釈するのは、その人の技量の小さい証拠でしょう。「貴重なご意見を頂いた」と考えれば、腹もたたないもの。ただ、怒られたそのときは感情的になって、「面白くねえ」とおもうものですが。怒る側の人も、後のフォローを考えて愛の鞭をふらなければなりませんね。
 そうそう、子供を怒るときもそうです。怒っておいて、あと何も言ってあげないのはいけません。どうして怒られたのか、どうすればよかったか、説明して納得させないと。じゃなかったら、子供の成長はないですから。私も人の親になり、そんなことを考えるようになりました。

(1999/02/04)

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saty@d-inf.org

制作・著作: 佐藤賛治

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