
他では聞けないくすりのはなし

病院薬剤師のトリビア 薬の名前

薬の名前って、意外に適当に覚えているものです。私は病院薬剤師となって十数年経ちますが、そうだったのかということがよくあります。製薬会社にとって見れば、商品の名前は当然、登録商標なのでいろんなところで間違えると大問題ではあります。今回はちょっと息抜きに、今までああ勘違いの医薬品名のトリビアをお送りします。
○ ノルアド
リナリン
「ノルアド」と略して呼んでいますが、ずっと「ノルアドレナリン」と思っていました。慣用的にも「アドレナリンが体をかけめぐる」とか言いますし、大学でも「アドレナリン作用」などと習いましたから。商品名では、ノルアドリナリンなんですね。個人的にこれは最近のトリビアです。
○ タリビッ
ド(Tarivid)
○ クラビット(Cravit)
○ プルゼニド(Pursennid)
濁点がつくかつかないか、微妙なものが多いです。抗菌剤である「タリビッド」は「タリビット」だと思っていました。よく似た「クラビット」は最後が濁らないのに。
同じく、下剤の「プルゼニド」は「プルセ」などと看護師さんは略して呼んでたりしませんか。「プルセニド」の方が言いやすいかも。
○ チラー
ヂン
これは表記の問題です。「チラージン」ではないんですねえ。ちなみにチラーヂンは甲状腺の薬です。
今回は内輪話みたいになってしまいました。医療関係者でない方には全然訳のわからない話ですみません。
(2004/03/28)


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saty@d-inf.org
制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)
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