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他では聞けないくすりのはなし

注射の前のテスト

 抗生剤注射の時には、事前に皮内反応テストをします(なかにはしないものもあります)。それは、少しの量の薬を使ってテストすることで、抗生剤に対してショックなどの症状を起こさないかどうかを確認するものです。もちろん、アレルギー歴や同じような薬でショックを起こしたことがないか問診を行います。

注射

 また、水溶性ヨード造影剤は従来、テストアンプルが添付されていましたが、最近それがなくなりました。テストをしても、意味がないからです。テストをして判定が(−)でも、いざ本剤を使用したらアレルギー症状が出てしまったり、テストでアレルギー症状がでてしまって非常に危険な状態になってしまうケースがあるということです。
 水溶性ヨード造影剤のテストアンプルは、諸外国では早くからその有用性を疑問視する研究報告や添付廃止を要請する学会勧告等を背景に添付が廃止されており、現在ではテストアンプル添付を継続している国は日本のみとなっていました。もっとも添付されていても、ほとんど使われていなかったというのが現状です。実際、私も看護婦さんが薬を取りに来たときに、テストアンプルを渡した記憶があまりありません。渡さないテストアンプルがだんだんとたまってきてその処理に困っていたんですよね。余分なものは、付けないでいいです。関係製薬会社は遅い決断でしたね。

(2000/06/17)

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制作・著作:佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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