
他では聞けないくすりのはなし
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インフルエンザの治療薬タミフル(一般名リン酸オセルタミビル)を飲んで、意識障害、異常行動、幻覚などの精神神経症状が出たケースが2002年以降で14例報告されています。厚生労働省は6月24日、医薬品・医療用具等安全性情報を出し注意を呼び掛けています。日本国内だけではなく、海外でも同様の例が報告されているようです。
具体的にどんな症状だったかというと、10代前半の少女は、窓から飛び降りようとしたり奇声を発したりしたそうです。一時意識が遠のいたり、「ドラえもんが見える」などと言う子供もいたということです。

タミフルはどれだけ使われているかというと、2003年度で約770万人が服用したとされています。インフルエンザのA型にもB型にも効果があり、カプセルとドライシロップとあります。14例の年齢は、10歳未満5例、10歳代5例、60歳代1例、70歳代2例、不明1例と大半が20才未満です。
すべて一過性の症状で回復したそうですが、インフルエンザのシーズンになるとよく投与される薬なので、ちょっと心配です。インフルエンザにかかったときは、他にも薬を飲みますし、実際に副作用がでた症例でも他に薬を飲んでいたので、タミフルが原因かどうかはっきりしないものの、同省は、症状が出た際の投与中止などを添付文書に加えるよう製薬会社に指導しています。
(2004/07/04)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)