
他では聞けないくすりのはなし
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薬剤師がwebで行えること
〜医薬品情報ホームページの可能性と問題点
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平成11年度の国立病院・療養所総合医学会に出す私の演題の抄録を以下に掲載します。
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【目的】 病院薬剤師は「医療の担い手」として、医師・看護婦などの医療スタッフや病院・療養所の入院・外来患者だけではなく、広く国民に良質な医薬品情報を提供しなければならないと考える。また、より分かりやすい医薬品情報にするためには、入手した情報の加工や付加が必要で、それこそが薬剤師の職能の一部であると考える。演者らは、医薬品情報を提供するためにウェブページを開設し、その可能性と問題点を考察したので報告する。
【方法】 個人で、インターネットプロバイダと契約し、ホームページを開設した。内容は、単なる薬の薬効説明にとどまらず、広く薬に関する情報を掲載した。
【結果】 ホームページのコンセプトにより反応の違いが見られた。佐藤が開設した「他では聞けないくすりのはなし」ホームページは一日平均約50人が閲覧している。質問メールは、開設以来1年7ヶ月で73件であった。これに対しては、答えられる範囲で回答している。
【考察】 病院薬剤師が開設したウェブページの可能性としては、1)広く医薬品情報を提供することができる 2)メールを用いて、各個人に適した医薬品情報を提供することができる 3)ホームページ作者自身も医薬品に対する見聞が広げられ、日常業務の質の向上が図れる 等が挙げられる。
また、問題点としては、1)質問メールの対応は、患者の背景等詳細な情報を入手しづらく、限られた情報しかないために、その対応に苦慮する 2)メールの質問で、自分の答えられる範囲を超えてしまった場合の対応(HOSPnetなどのネットを活用して、解決を図る) 3)ホームページまたは、メールを見て、不利益を与えてしまった場合の責任問題 等が挙げられる。
(1999/05/23)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)