
他では聞けないくすりのはなし
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先日、近所の本屋さんにふらりと立ち寄りました。なぜか本屋さんって楽しいですよね。それで、たまには一般向けの医療関係の本を見てみようかなと、そのコーナーに立ち寄ったところ、この本を見つけました。
著者の吉田先生は、石川県で小児科を開業されています。また、「医薬分業のすすめ」ホームページ(http://www2.nsknet.or.jp/~s-yoshi/)を開設されていています。私はそのホームページを拝見して感動したものですから、メールをさし上げたこともあります。ですからお名前は存じ上げていて、著者名だけでこの本を購入しました。
簡単にこの本の内容を書きますと、医薬分業のメリットを力説しています。
生意気にも書評を書く前に、医薬分業について触れておきましょう。医薬分業ってどんなことかご存じですか?診療所や病院で処方箋を渡され、「この処方箋を外の薬局に持っていって薬をもらってくださいね」というアレです。医薬分業については、「医薬分業のすすめ」ホームページにも詳細に書いてありますが、私が現在勤めている病院のホームページからちゃっかり引用することにします。
■院外処方(医薬分業とは) 病院・診療所のお医者さんが、皆様の病気を診察して、治療薬について記載した院外処方箋を発行します。町の薬局の薬剤師さんが、その処方箋の内容(薬の分量と飲み合わせなど)を確認してからお薬を調剤します。
このように、医師が処方し、薬剤師が調剤する分担方式を院外処方(医薬分業)といいます。
■院外処方は「かかりつけ薬局」でメリットが発揮されます。 病気になったとき「かかりつけのお医者さん」に診てもらいますが、それと同様に院外処方箋の場合も、「かかりつけ薬局」を決めてお薬を受けることが大切です。
「かかりつけ薬局」では、皆様の薬歴管理を行い、薬のアレルギーや複数の病院・診療所から処方された薬の「飲み合わせ」の点検を行いますので副作用(薬害)が防止できます。また、重複投薬も点検できますので、無駄な薬の服薬がなくなります。
さらに、薬の名前、効き目、使用上の注意、副作用などについて分かり易く説明し(文章も交付)、また、皆様の質問にも答えてくれます。このように、皆様に納得して薬を服用していただけますので、治療効果も高まります。
もちろん、病院と同じお薬が貰えますし、また、皆様のプライバシーは保護されますので心配はいりません。ご高齢の方等には、場合によっては、宅配も可能です。(最寄りの調剤薬局と御相談ください)
■外来患者の皆様へのお願い 外来患者の皆様のお薬は「かかりつけ薬局」にお願いし、病院の薬剤師は、入院患者の皆様のお薬の薬歴管理や服薬指導等を行い、入院医療の向上に努めます。
この項、書評「そのクスリを飲む前に」(2)につづきます・・・
(2000/04/16)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)