ホーム > 他では聞けないくすりのはなし > 後発医薬品を考える >

logo.gif

他では聞けないくすりのはなし

処方せんの形式変更〜後発医薬品の使用推進

 今年(2006)年4月から、処方せんの形式が全国的に変わります。
 後発医薬品の使用推進のために、「後発医薬品への変更可」のチェック欄が設けられて、後発医薬品に関していわゆる代替調剤ができるということになります。
 ●日本病院薬剤師会:「平成18年度診療報酬改定について」
 http://www.jshp.or.jp/cont/060222.html
 その中で、「後発医薬品の使用促進のための環境整備」は、ここにあります。
 http://www.jshp.or.jp/cont/060222-004.pdf
 該当部分だけ抜き出してみます。

後発医薬品の使用促進のための環境整備

1 基本的考え方

○ これまで、後発医薬品の使用促進のため、後発医薬品を含む処方を行った場合に処方せん料を高く評価するなどの対応を行ってきたが、我が国における後発医薬品の市場シェアは欧米諸国に比べて依然として低い。

○ このような状況を踏まえ、後発医薬品の使用促進のための環境整備を図る観点から、先発医薬品の銘柄名を記載した処方せんを交付した医師が、後発医薬品に変更して差し支えない旨の意思表示を行いやすくするため、処方せんの様式を変更する。

2 具体的内容

○ 処方せんの様式を変更し、「備考」欄中に新たに「後発医薬品への変更可」のチェック欄を設ける。

* 「処方」欄に先発医薬品の銘柄名を記載した処方せんを交付した医師が、当該先発医薬品を後発医薬品に変更しても差し支えないと判断した場合は、その意思表示として「後発医薬品への変更可」のチェック欄に署名するか、又は姓名を記載し、押印することとする。
* ただし、処方医が、当該処方せんに係る先発医薬品の一部については後発医薬品に変更することに差し支えがあると判断した場合は、その意思表示として「処方」欄の当該先発医薬品の銘柄名の後に「(後発医薬品への変更不可)」と記載することとする。

○ 「後発医薬品への変更可」のチェック欄に処方医の署名又は記名・押印のある処方せんを受け付けた保険薬局は、患者の選択に資するため、後発医薬品に関する情報等を提供し、患者が選択した後発医薬品又は先発医薬品を調剤する。

○ 「後発医薬品への変更可」のチェック欄に処方医の署名又は記名・押印のある処方せんについては、診療報酬上、後発医薬品を含む処方を行った場合に該当するものとして取り扱うこととする。

 
新処方せん
 調剤薬局の薬剤師さんは、患者さんと話し合って、後発医薬品に変えることができるようになります。
 そこで、先発品と後発品とどのように違うのか比較しながら説明ができなければなりません。
 調剤薬局の薬剤師の実力が試されることになると思います。
 安いだけの後発医薬品は選ばないようにしてくださいね。

(2006/03/01)

【追記】
 この件に関して、追加の記事を書きました。→ がんばれ、薬剤師!

(2006/03/04追記)

 カテゴリに戻る

 

saty@d-inf.org

制作・著作:佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

(http://d-inf.org/drug/)