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他では聞けないくすりのはなし

医療用医薬品が残っても自己判断で使わないでください!!

 このサイトで昔に書いた「薬の有効期限」のなかで、病院で出される薬(医療用医薬品)は、その人の症状に合わせた、いわばオーダーメイドの薬だということを書きました。また、「他人の薬はよく効きそう?」では、医師が処方した薬を他の人にあげたり貸したり、またもらったりのは絶対にやめるべきですと書きました。
 同様のことを最近、日本薬剤師会が「医療用医薬品が残っても自己判断で使わないでください!!」と国民のみなさんに訴えています。
http://www.nichiyaku.or.jp/news/n020308_3.html
 リンク先に飛ぶのが面倒だという人のために、コピーしておきます。
(引用ここから↓)

2002.3.8

医療用医薬品が残っても自己判断で使わないでください!!

  1. 処方せんで調剤されたお薬(医療用医薬品)は、医師がその患者さんの状態を診察して、一人一人の症状にあったものを選んであります。症状が同じだからといって、他人に渡したり、勧めたり、貸したりしてはいけません。特に、大人に処方されたものを、量を減らしたからといって子供に使用するのは大変危険です。

  2. 医師から処方されたお薬は、診察を受けたときの状態にあわせたものです。再び、同じ症状が現れたからといって、以前に渡されたお薬を自己判断で使用してはいけません。そのような場合には、あらためて医師の診察をお受け下さい。

  3. 医師から処方されたお薬は、残ったからといって保管し、別の機会に使ってはいけません。治療が終わった時点で残ったお薬は、原則的に廃棄して下さい。

(社)日本薬剤師会

(↑引用ここまで)
こどもがすやすや
 インフルエンザにかかったときに解熱剤を使うのは、脳症のリスクが高くなる可能性があります。これに関しては、「インフルエンザに危険な解熱鎮痛剤」の項や、厚生労働省ホームページ中、「インフルエンザQ&A〜Q.9:インフルエンザに罹ったときの発熱に使う解熱剤について教えてください」を参照してください。
 小児科医には常識になっており、ほとんど処方されていないと思われます。しかし、インフルエンザ脳症にかかった症例を調べてみると、家庭にある解熱剤を使用した例がありました。そこで厚生労働省が日本薬剤師会を含む関係団体に対応を依頼したということです。
 <関係リンク>厚生労働省ホームページ「医療用医薬品の家庭における使用について」
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/03/h0308-1.html
 実際のところ、残っている薬を後で使うということはされていることだと思います。また、他人のために処方された薬の貸し借りも一部でやられていることでしょう。しかし上に書いたように、非常に危険な場合もあるので止めた方がいいでしょうね。

(2002/03/10)

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制作・著作:佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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