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他では聞けないくすりのはなし

納豆騒ぎで考える〜メディアリテラシー

 テレビ番組の健康情報番組で「捏造」があったようです。
 
 私は見ていませんが、2007年1月7日フジテレビ系で放映の「あるある大事典U」で納豆を食べると痩せると放送されてから、スーパーで納豆が品薄になっていました。
 
 納豆といえば時として安売りしていましたけど・・・テレビの影響っておそろしいと感じました。
 
 ところが、ところがです。
 納豆を食べると痩せるというのはどうやら眉唾もののようです。
 
 ●関西テレビ:視聴者の皆様へ(2007年1月20日)
 http://www.ktv.co.jp/070120.html
 
 まったく人騒がせです。
 というかそんな番組流していいのか!という感じがします。
 放送業界の倫理ってないのかと考えさせられます。
 
 歴史的にみると、あのヒットラーはマスコミ情報を操作して大衆の意見を自分の向かう方向へ誘導したとされています。
 メディアの力はひとつ間違えると非常におそろしい方向へ進んでしまいます。
 
 はたと自分のことを考えると、私自身ホームページやブログ、実社会での患者さんへの薬の説明など医薬品情報を提供する側にいますので、しっかりとしなければならないと思いました。
 私は番組を見ていませんでしたし、もともと毎朝納豆を食べていますので、この騒動に踊らされることなく静観をしていました。
 影響はというと、たまに納豆が買えなくて食べられなかったということだけです。
 
 なんとなくこの納豆フィーバーを俯瞰してみると、オイルショックのときのトイレットペーパーの買い占めと同じ雰囲気があります。
 
 放送する側が捏造データを含む情報を流すのが一番の問題ですけど、我々視聴者側も本当にその放送が正しいものかどうか嗅ぎ分ける感覚が必要だと思います。
 
 ●Wikipedelia:メディアリテラシー
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC
 
 どうしても我々はテレビ番組や活字になっている新聞などの情報を信じてしまうという傾向があります。
 きちんと形になっているものを信じやすいのですが、その情報を「この情報は本当だろうか?」という批判的な目で吟味してみるという姿勢が大切であろうと思います。
 
 実際には難しいことなのですけどね。
 でも情報を見極める力は大事なことだと思います。

(2007/01/21)

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