
他では聞けないくすりのはなし
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ある方から、こんなメールを頂きました。50歳代の女性からのものです。

バカめ、としか言うようがありませんよね。戦中から戦後世代の、夫はもったいない感覚が薬にまで働いたのです。あえて恥じを晒してしまいましたが、こんな患者たくさんいます。それだけに薬剤師さんのお仕事、膨大になり大変なことと、お察し申し上げます。
外来で調剤した薬を渡していますと、患者さんから、前にもらった薬があるけどまだ使えますか?という質問をよく受けることがあります。
わかりやすく言うと、「どんな症状にも合うようなものが市販されている薬で、病院で出される薬は、その人の症状に合わせた、いわばオーダーメイドの薬だ」ということです。
例えばスーツを仕立てるときのことを考えて下さい。数ヶ月前、数年前に同じ店で仕立てて、その時の記録が残っており、またスーツが必要になったときに、前と同じサイズで仕立てて下さいとお願いできるでしょうか?特に、中年になれば、お腹がでてきて、以前とサイズが変わってきていて、巻き尺で身体の各部を計り直さなければなりませんよね。それと病院で出される薬は同じようなものだと思って下さい。
病院で処方された薬をとっておいて、同じ症状の時に飲むというのはあまりいいことではありません。出されたときに飲むようにして下さい。病院の薬にもその人の症状に合わせた「旬」があるのです。 とはいえ、何かの都合で、薬が余ってくるときがあると思います。そういうときは、診察の時に、「この薬余ってます」と主治医に一言声をかけて下さい。よく薬局で薬を渡されるときに、「この薬はいらない」とか「この薬より、こっちの薬の方がいい」と言われる方がおられます。薬局で勝手に処方変更ができませんので、医師に確認することになりますし、お金の計算し直したりお待たせする時間も長くなってしまいますので、処方箋を受け取るときに確認していただけると、スムーズです。
季節の果物のように、
(1999/09/11)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)