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他では聞けないくすりのはなし

個人輸入した薬で死亡例

 昨今は、個人輸入が大流行だそうです。薬の世界もご多分に漏れず、個人輸入が結構されているようです。最近の一番の話題と言えば、やはりバイアグラでしょうか。バイアグラも危ない薬なんですが。(バイアグラに関する私の情報は、こちらをご覧下さい。)
 さて、厚生省からの発表によると、またもや、個人輸入で日本国内では未承認の薬による被害が出ました。詳しくは厚生省のホームページ中のこちらのページ(http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1009/h0925-1.html)にあります。詳細は、そちらをご覧ください。
 大まかに書きますと、中国から個人輸入した糖尿病薬を飲んだ70代の男性が、服用後に急激に血糖値が下がり、昏睡、半植物状態となって10ヶ月後に死亡していたというものです。そしてその薬には、「純天然薬」と記載されていたにもかかわらず、血糖を下げる有効成分「グリベンクラミド」が1カプセルあたり0.88mg入っていたとのことです。
 「グリベンクラミド」とは日本国内では、「オイグルコン」「ダオニール」などの商品名で、医師の処方の元に出される薬です。それが個人輸入で買えてしまうこと自体、非常に怖いことです。当然、飲み過ぎれば、血糖が下がりすぎてしまって非常に危険です。

怖いね

 このことは、決して特別なことではありません。患者さんの中には、病院で処方されている薬のほかに、そのような類のものを数多く飲んでいるという事実があるからです。入院患者さんに話を聞いても「こんなの飲んでるの」と言って、いっぱいでてくる(何かにすがりたいという気持ちは分かりますけれど)。だから、この件のようなことは誰にでも起こりうることなのです。みなさんも十分に注意してください。

(1998/09/30)

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制作・著作: 佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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