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他では聞けないくすりのはなし

後発医薬品メーカー勤務の方のご意見〜塩酸チクロピジンの緊急安全性情報

 今回の塩酸チクロピジンの緊急安全性情報に関する後発医薬品メーカーの対応を教えていただきました。
最近は後発品処方による2点インセンティブの動きも静まってきたように思います。

さてさて、今回、塩酸チクロピジンの2回目の緊急安全性情報が出ましたが、第一製薬はもう配布を開始したんでしょうね。

さて、いままで後発品の情報に関して不安というお話がありましたが、この塩酸チクロピジンで、後発品会社は少し遅れをとっています。

理由は、先発商品のパナルジンの処方量が多いため、後発品ではパナルジンの副作用情報もとりいれなければ情報にならないんです。その第一製薬の資料の版下が後発品会社には今週の木曜に郵送されたのです。後発品会社は第一の情報とともに後発品会社から出た副作用情報を載せたうえで、緊急安全性情報が刷られているのです。

ですので、後発品会社は少し遅れをとってしまうのです。

もし機会がありましたら、後発品会社に緊急安全性情報の資料を請求してみてください。症例数が後発品会社のほうが多いはずですから!

自分で営業してても歯がゆい状況なんですけど、今の体制ではこれが現状かもしれません。

(2002/07/28受信)

 新聞報道が出た日には、第一のMRが持ってきていました。 後発医薬品会社の緊急安全性情報は、そんなからくりがあったんですね。 はじめて知りました。
 実際の緊急安全性情報を見てみましょう
塩酸チクロピジン製剤(パナルジン錠・細粒)による重大な副作用の防止について http://www.pharmasys.gr.jp/kinkyu_anzen/kinkyu20020723-1.pdf
塩酸チクロピジン製剤による重大な副作用の防止について http://www.pharmasys.gr.jp/kinkyu_anzen/kinkyu20020723-2.pdf
 確かに症例数が違います。ま、第一製薬は自社製品のことだけで、他のメーカーは後発医薬品を含めた数となっていますから、当然といえば当然ですが。
 webから持ってきた方がはやいのでしょうが、メーカーさんとしてはやはり緊急に情報を提供しなければなりませんから、先発メーカーとのからみが大変そうですね。

(2002/07/29)

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制作・著作:佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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