
他では聞けないくすりのはなし
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このメールを受けての、私のレスポンスメールを公開します。
| こんばんは、d-infの佐藤賛治です。 貴重なメールありがとうございます。 メールにお書きになった該当ページは、http://d-inf.org/drug/zorohin.htmlですね。 もうすでに4年も前の記述になるので、そろそろ書き直さなければと思っていました。お気に障られたのでしたらごめんなさい。 あのころと比べると後発医薬品に関わる環境も変わってきたようです。 総理大臣や厚生労働大臣の国会での答弁でも、もっと後発医薬品を使うようにというお達しがあったり、4月からは後発医薬品を処方すると別途点数がつくなどといったことがあります。 ご指摘の点、後発医薬品をダメだと書いたわけではありません。 純粋に心配をしているのです。 通常の使用に関しては、先発品と後発品の違いはたぶんないでしょう。 添付文書は同じですし、オレンジブックが整備されつつあるので、物性の面でも問題がないものと思います。 しかし、当該ページにも書きましたが、「情報」の部分が気になるのです。 何か問題があったとき、たとえば添付文書の効能・効果、用法・用量を守っていて、重篤な副作用が出た場合に、適切な対処ができるかどうかということが心配なのです。 MRさんが全国に数人しかいない場合、なかなか訪問もしてくれないでしょうし、なにか知りたいことがあっても、学術部門が充実しているのかどうかがわからないのです。 5年ほど前、ある薬のことで先発メーカーと後発メーカー数社にFAXで一斉に同じ質問をしたことがあります。 (詳細なデータはいま持ち合わせていません) 簡単な質問では、差はありませんでしたが、添付文書にでていないような副作用が出た場合の対処については差が出た記憶があります。 やはり副作用の集積データでは圧倒的な違いがあります。 患者さんの立場としたら、高いものと安い薬があったとしたら、たぶん安い薬を選ぶでしょうね。私が患者さんの立場になったとして選べるとしたらそうしちゃうかもしれません。 「情報」の部分を一生懸命叫んでも、重篤な副作用はめったに起こることではないからと患者さんに言われるかもしれません。 「情報」の部分を患者さんに金銭的負担を強いるのは変な話のような気がします。 私は現在国立病院に勤務しており、総理や厚生労働大臣の考えで後発医薬品を積極的に採用をしなければならないという環境にいます。 ただ、上から言われたからとか、偉い人がそういっているからという理由で後発医薬品を採用したく無いなあと個人的には思っています。 決して先発への幻想があるわけではなく、ただ単に後発品やそのメーカーさんの体質がわからないから、その不安が根本にあります。 私はとっても後発医薬品に関して、いろんな人と議論がしたいのです。 お上は後発医薬品の使用を推進しようとしているのですが、本当にそれは大丈夫なんだろうかということをです。 |
(2002/03/29;2002/04/15更新)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)