
他では聞けないくすりのはなし
![]()
![]()
このところ、ここにいろいろ書いておくと、いろんな人が見て感想を添えてくれるので、私の方もいい気になっていろいろ書いています。そんな中、薬剤師関係の雑誌をペラペラみていたら、なぜか気になる一冊がありました。
「くすりを考える力」(じほう;ISBN4-8407-2664-7 本体1,600円)
本書は、「ドラッグ・フォーラム・オオサカ」の例会100回開催の記念出版で、医療現場で実際に遭遇し得る「くすり」にまつわる、いま話題のテーマ、疑問や問題点を一問一答形式で52項目について、イラストを入れてわかりやすく解説。(紹介文より)
タイトルに惹かれるものがあり、ネットで購入しました。あるウェブサイトで注文しておき、近くのコンビニで料金と引き替えに本を受け取ることができました。しかも、注文して3日間ぐらいで届いてしまいました。とても便利な世に中になったと痛感しています。そんなことはさておいて・・・。

我々薬剤師は、薬のプロなんだから、薬のことを四六時中考えていなければなりません。この本を読むと、そのヒントがちりばめられています。著者の先生がたは気を悪くされるかもしれませんが、この本を読んでいて、このホームページに通じる雰囲気を感じており、共感するところも多くありました。
例えば、「色つき注射器では消毒剤使用事故はなくならない」の項。消毒剤を間違えて注射してしまい、患者さんが死亡する事故がありましたが、消毒剤を入れた注射器を他の医薬品と区別できるように、色つきの注射器あるいは注射針が装着できない注射器を用いることが事故防止のためのポイントであると日本病院薬剤師会が指針をまとめました。しかし、注射器の色を変えたところで、注射ができる仕組みであると、根本的な対策にはならないと書かれています。まさにその通りだと思います(この件に関しては、いつか新たな項を設けて書くつもりです)。
関連ホームページ:http://homepage1.nifty.com/dfo/
(2000/07/01)
![]()
制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)