
他では聞けないくすりのはなし
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働いている病院のDIニュースをちらっと見たら、インフルエンザワクチンのQ&Aをまとめられていました。
今回はそのパクリです。
ステロイドを投与されている患者さんで投与量や投与期間によりでワクチンの有効性はどうなんだろう、インフルエンザワクチンの有効性を調べてほしいという依頼があって調べたとのことです。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので生ワクチンのようにステロイド剤使用時の安全性に対する懸念はほとんどないと考えられます。
安全性は問題なくても、有効性が気になるところです。
ステロイド剤を投与されている患者さんにインフルエンザワクチンを接種してもステロイドの投与量によっては免疫を獲得しにくいようです。
予防接種ガイドライン2006年3月改訂版(http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2006vagl/index.html)によると予防接種要注意者のなかに
「C過去に免疫不全の診断がなされている者」との記載があります。
さらに日本小児腎臓病学会の見解(平成18年3月)によれば、接種してはならない者の中に「プレドニゾロン投与量が2mg/kg/日以上の者」との記載があります。
ステロイド投与患者に対するインフルエンザワクチン接種は、プレドニン換算で2mg/kg/日以上で投与期間が14日以上であれば、中止後1ヶ月以上ワクチン接種までの間隔があったほうが望ましいとされています。
投与期間が14日未満であれば中止後2週以上ワクチン接種を待った方が望ましいとされています。
またステロイド剤の投与が中止できない場合は0.5mg/kg/日程度まで減量でき、ワクチン接種の有益性が高いと判断される場合に行うとされています。
(2006/12/02)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)