
他では聞けないくすりのはなし

薬と食べ物・飲み物の相互作用

前回は、
くすりとくすり、薬物間相互作用について書きました。今回は、薬と食べ物・飲み物について書きます。
薬と食べ物や飲み物で、その作用が変化することはご存じでしょうか?中には、薬の効き目を変えてしまったり、副作用を増大させたりする組み合わせもあるのです。
その例を挙げますと・・・・・
- ワルファリンという血液凝固を阻止する薬剤と、納豆やブロッコリーなどの緑黄色野菜を一緒に食べると、ワルファリンの効果が減弱してしまうことが知られています。
- ちょっと前に話題になったのは、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと、効きすぎてしまって副作用が増大するという薬があるということが分かりました。
- 一般に、アルコールと薬を一緒に飲むといけないといわれています。そもそも、薬は水またはお湯で飲むことが前提とされていますので、アルコールで飲むと薬の胃の中での溶解度が違ったり、吸収速度が違ったりして、予期せぬ副作用が発現する場合があります。危険ですから止めて下さい。
- 昔は、貧血の時に服用する鉄剤と、お茶は一緒に飲むと薬の効果がなくなるといわれていましたが、今では一緒に飲んでも効果が落ちないことが確認されています。
まだまだ、例はありますが、いずれにしろ、薬を服用する際は、今まで服用していた薬のことだけではなく、飲食物や嗜好品についても注意が必要です。
(1997/10/11)


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saty@d-inf.org
制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)
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