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他では聞けないくすりのはなし

お医者様

 その昔は、患者と医者という関係は、医者が絶対で、患者が何を言おうがお構いなしに種々の薬物治療が行われていました。現在でも一部、その風潮が残っていますが、だんだんと時代は変化しており、だんだんと対等になりつつあります。
 例えば、癌の患者さんに、薬物療法として、抗癌剤の投与をする際に、昔であれば、いくら患者がいやだと言おうが、医者がやると決めたからには、患者の意志そっちのけで抗癌剤投与が行われていたものですが、今は、患者さんに、その治療の意義とどのくらい治るのかなどの説明と患者さんの同意を得るという時代になってきました。それをインフォームドコンセント(informed consent)といいます。
 即ち、患者さんが自分で治療法を選べるという時代になりつつあります。医者が、手術や特別な薬物治療を勧めても、患者さんには自分がいやだと思ったら、それを断る権利があります。

(1997/09/18)

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制作・著作: 佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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