
他では聞けないくすりのはなし
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非服用者を100とする発症リスクは、抗炎症薬の服用期間が累計1カ月以下と短い人で95。1カ月〜2年の中期服用者で83。それ以上の長期服用者になると、わずか20と低くなっていた。● 朝日新聞の記事はこちらです(http://www.asahi.com/life/health/iryo/1208a.html)
(引用ここまで)

リウマチなどの治療で抗炎症薬を長期服用する人にアルツハイマー病が少ないことは、以前から指摘されていた、と朝日新聞の記事には書かれてありましたし、そのことは私もどこかで聞いた記憶があります。前に勤務していた病院ではリウマチ患者さんが多く入院されており、手足は不自由ながらも、お年の割にはしっかりされている方が多いなあという印象を持っておりましたが、上に書いてあることが関係しているのだろうかと思ってました。改めてそのような論文が出ると、なんとなく納得してしまいます。
ただ、アルツハイマー病になりたくないからといって、痛みがない方が抗炎症剤を飲み続けるのは非常に問題があります。当然、抗炎症剤を飲み続けると胃が荒れるなどの副作用があるからです。リウマチ患者さんは、副作用で困っておられる方もおられます。また、脳の血管が詰まったり破れたりすることによって起こる脳血管性痴呆には抗炎症剤は無効であるとのことです。
米医学誌"The New England Journal of Medicine"(http://content.nejm.org/)の最新号の所を見にいったら(新聞に掲載されたので、てっきり最新号かと思ってしまったものですから)なくって、検索したら、"Volume 345:1515-1521 November 22, 2001 Number 21"つまりちょっと前の号にありました。
● 抄録はこちらにあります。(http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/345/21/1515)
日本語の抄録はこちら↓
(http://www.so-net.ne.jp/medipro/nankodo/xforeign/nejm/345/345nov/xf3451515.htm)
● 痴呆に関しては、こちらのサイトが分かりやすく書かれてあります。(http://www.e-65.net/index.html)
(2001/12/09)
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制作・著作:
佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません)(http://d-inf.org/drug/)