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他では聞けないくすりのはなし

レントゲン撮るってちょっと怖い?

 病院に行って、レントゲンを撮ることになった時、ちょっと心配になりませんか。今回は薬のことから離れて、レントゲン写真のことを書きます。
 もちろん、レントゲンを撮るときに放射能を浴びます。放射線と聞いただけで、長崎・広島の原爆、チェルノブイリや東海村の原子力発電の事故による「被曝」が連想される方もおられると思います。でも実際のところ、それほど心配しなくていいようです。
胸部X線写真
 実は普通に生活をしていても、被曝しています。ちょっとびっくりしますよね。普通に暮らしていて年間に被曝する量が約2.4mSv(ミリシーベルト)と言われています。
 ●放射線の被曝の量を示す単位として、シーベルト(Sv)が使われます。実際に人体へどのくらいの影響があるかを示すものです。
 どんなところから被曝するかと言えば、食物や空気、宇宙線、大地からです。食物からの被曝は自然界のカリウムの中には放射性同位体元素(放射性があるカリウムの元素)が極わずか含まれており、カリウム含有の食物を食べることにより自然と体の中に取り込まれます。空からは宇宙線が降ってきますし、空気中にはラドンがあり、それを呼吸と共に吸い込みます。地中には、食物のところで書いたカリウムや、核燃料となるウランや核原料のトリウム等の自然放射性物質が少量ですが含まれていて、そこから自然に被曝します。
 一方、胸部撮影1回の皮膚のX線量が0.2mSvです。比べてみれば全く影響がないわけではありませんが、それほど心配する必要がないです。妊婦さんの胸部X線写真を撮って胎児への影響は限りなくゼロに近いと言われています。
 レントゲン写真を気にするなら、ラドン温泉に入れなくなってしまいます。もちろんラドン温泉に入ったからといって、致死的な被曝をするわけではありません。
<参考リンク>
放射線医学研究所 放射線Q&A http://www.nirs.go.jp/qa/html/index1.html
山形県立中央病院 中央放射線部FAQ http://www.ypch.gr.jp/radio/faq.html
大阪府ホームページ ラドン温泉ってどう? http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/kankyoeisei/sumai/kuuki/radonn.html

(2003/11/09)

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制作・著作:佐藤賛治 (薬のご質問にはお答えできません

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